- 学内消防防災訓練を実施しました
- (最終更新日:2025/09/18)
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2025年9月18日
9月10日(水)の午前、本学で消防防災訓練を実施しました。当日は教職員や学生が参加し、教室から火災が発生した想定での応急対応訓練を行いました。学内放送に従って教職員は学生の避難誘導や通報・連絡等の担当に分かれて役割を確認し、災害時の適切な避難行動について意識を高めました。
訓練の様子
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宇都宮市東消防署清原分署の消防士の方からは、水消火器を使った初期消火訓練をご指導いただきました。消火器の使い方や注意点、火の消し方や消火可能な目安(大人が両手を広げたくらい)について実践を交えて教えていただきました。
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防火設備業者の方からは「救助袋(垂直降下式)」の使い方を教えていただきました。本学の校舎のうち、3階建て以上の建物には火災や地震によって階段から避難が困難な場合に使用するための「救助袋」が設置されています。今回は、垂直式の救助袋について、袋の降ろし方や内部のらせんを滑り降りる時の正しい姿勢について学びました。
講評
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■渡邊 弘学長
昨年に引き続き学生・教職員合同での避難訓練実施ということで、災害への危機感をより強く持つことができたのではないかと思います。訓練外でも、普段の生活の中で、消火器などの緊急用具の場所を把握しておくことが防災・減災において大切な心がけとなります。
■宇都宮市東消防署清原分署 署員
火災現場では、通報の仕方について“火災の過程”を確認することが重要です。「何が」「どこで」燃えているのかを見極め、消防隊に伝えてください。また、火災時の避難場所は流動的な対応が必要です。風下・輻射熱(火災の熱が届くこと)を避ける場所を設定し、被害を拡大させないようにしましょう。
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