作新学院大学からのお知らせ

田口真代さん(大学院修了者)が税理士資格を取得しました

田口真代さん(大学院修了者)が税理士資格を取得しました
(最終更新日:2023/12/20)

2023年12月12日
大学院修了者の田口真代さんが、税理士資格を取得しました。税理士試験は科目合格制をとっており、会計学に属する2科目、税法に属する3科目の計5科目に合格することで、最終合格となります。税理士を目指して本学大学院 経営学研究科 博士(前期)課程に入学した田口さんは、在学中の2020年度に会計学に属する科目「簿記論」及び「財務諸表論」に合格、大学院修了後の2022年度に税法に属する科目「国税徴収法」に合格、税理士試験科目免除制度(※)により国税審議会から税法に属する残り2科目の合格が認められ、2023年度に税理士として登録されました。難関の税理士試験に合格した田口さんに、税理士の魅力や本学での学びについて聞いてみました。
 
※ 本学の大学院経営学研究科には「税理士試験科目免除制度」があり、学位取得による論文審査で税理士試験科目の2科目が免除されます。
⇒本学大学院経営学研究科の詳細は こちら
⇒資格取得サポート体制の詳細は こちら

税理士試験合格者インタビュー

  • プロフィール
    田口 真代さん


 
田口 真代さん
税理士法人サクセス 勤務
作新学院大学大学院 経営学研究科 博士(前期)課程 2020年度修了


税理士を志したきっかけを教えてください。
 最初は、中学生のころ職業案内の本で「たくさんお金が稼げる」と書いてあったので、そんな理由で税理士を目指しました。
 簿記の勉強をしたくて商業高校へ進学したはずですが、最初の簿記のテストは赤点で日商3級の問題も全然わからなく落ちこぼれ組でした。日商1級なんて別世界の話だと思い次第に簿記がいやになり部活に逃げていたそんなある日、「お前は部活のスポーツで飯を食っていくのか?」と担任の先生に問われたことをきっかけに本格的に目指すこととなりました。
 そのときの担任の先生が、作新学院大学の 杉本育夫 先生(経営学部特任教授、資格取得支援室長)です。
 
税理士の仕事の魅力を教えてください。
 税理士の仕事は、簡単にいうと税金を計算する仕事です。身近にあるものだと買い物をしたときの消費税、給与をもらった時に引かれる所得税、会社が利益を出したときに支払う法人税などの計算をします。これら税金の計算は税理士しかできない仕事となっています。
 顧問先の企業の財政状態及び経営成績のマネジメントを行いながら、税金の法律家としてどんな税制の適用ができるかの検討も行っていきます。顧問先の企業が成長していく過程を見ることができることや新しく提案をすることにやりがいを感じます。また、お話する相手はその業種のプロとして企業を運営している社長です。いろいろな社長さんからその業種のお話を聞けるのも魅力的です。
 
税理士試験合格に向けて、どのような準備をしましたか?
 税理士試験は、解けない問題は無いと思えるところまでやりつくしました。自分が解けない問題はみんなも解けないとの気持ちでやりきりました。一番の励みになったのは、同じ環境で遅くまで一緒勉強している仲間がいたということです。勉強している内容は違いましたが、この中で勉強している時間だけでも負けるわけにはいかないと思いながらやっていました。
 
本学での学びはどのように役立ちましたか?
 実務においてゆっくり調べることができませんでしたが、大学院では税法の授業で凡例をひも解いていくことはとても楽しかったです。論文でも税制の内容をいろいろな視点から深めることができたのでとても良かったです。また、作新学院大学にくることにより杉本先生と再び簿記の勉強ができたことが1番の力になりました。
 
後輩たちへのメッセージをお願いします。
今持っている自分の武器はなんですか?
将来それで飯を食っていけますか?
ぜひ、自分の武器を取得してこれからの人生を謳歌してください。
まだ武器を持っていない人もまだまだ間に合います、決して諦めないでください。
私も30歳過ぎてから欲しかった武器を手に入れたので。
 
今後の目標を教えてください
法律は生き物です。
日々怠ることなく勉強していきたいと思っています。
 
 
資格取得支援室長のコメント

  • 杉本先生コメント
    杉本育夫 特任教授


杉本 育夫 特任教授
経営学部特任教授、資格取得支援室長
 
 田口さんは、高校生の時、私が3年間担任で、簿記も教えました。卒業後再会したときに税理士になりたいと話していたので、私がいる大学に来て税理士の資格を取ればと提案しましたところ、すぐに10年近く働いた仕事を辞めて、大学院に入学してきました。その時の彼女の決断の速さには、驚いています。3年間で税理士資格を取得できる人は、なかなかいないので本当によく頑張ったと思います。彼女は、資格取得支援室 で私と学生の簿記のサポートをする傍ら、夜遅くまで勉強していました。高校の時から、念願だった税理士になった彼女のこれからの活躍をとても楽しみにしています。勉強するのに遅いということはなく、決断と行動力があれば、大きく自分の人生を切り開けるよい例ですね。

  • 写真
    左から田口さん、後輩(大学院生)の佐々木さん(税理士試験簿記論合格)と加藤さん(税理士試験簿記論・財務諸表論合格、日商簿記1級合格)、杉本特任教授(資格取得支援室長)