作新学院大学からのお知らせ

株式会社下野新聞社との連携講座 第10回 若菜英晴社長

株式会社下野新聞社との連携講座 第10回 若菜英晴社長
(最終更新日:2024/03/15)
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2023年12月25日
令和3年度より開講している 「株式会社下野新聞社」との連携講座「マスコミ論」(経営学部人間文化学部の共通教育科目、全15回)において昨年に続き 令和5年11月30日(木)若菜英晴下野新聞社代表取締役社長による講義「デジタル時代の新聞社~その役割と可能性~」が行われました。
まず新聞の歴史、世界や日本での新聞の発行状況や特徴について概観し、そして新聞社の役割さらにデジタル時代を迎えた中でのLINE(ライン)を活用したニュース配信やアンケートの取組み 「とちぽ」 、取材力を活かしたコンテンツ提供 「きたかんナビ」 を紹介しながら、デジタル時代での3つのチャンス(①読者とのつながり ②新ビジネス ③新たな取材手法)をあげ、インターネット上の公開情報やソーシャルメディアから情報を収集し分析することで事実に迫るデジタル技術(紙とデジタルで広がる新聞の可能性)について講義が行われました。
ネット上に情報があふれる中メディアの特性を理解し、冷静に読み解く判断する力をつけてほしいと最後に学生に呼びかけました。

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    講義
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令和5年9月21日から講義が開始され、9月28日(第2回)から令和6年1月11日(第14回)にかけ、下野新聞社の現場で働く記者や同社各部局の社員の方が講師を務められ、専門分野を生かした多彩な講義が展開されています。主な講義は、新聞の読み方、メディアリテラシー、ワークショップ、新聞の歴史(下野新聞社の歩み)、地方政治、スポーツ、災害報道などです。この連携講座は、これから社会人として、経済的、精神的に自立した生活を営んでいく学生の皆さんが正しい情報を適切に獲得するために地元の下野新聞社と協力して授業を行っています。下野新聞社は今年、創刊145年を迎えました。