人間文化学部

牧 裕夫

牧 裕夫
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教員氏名 牧 裕夫
教員ふりがな まき ひろお
職階 教授(臨床心理士)
学位 修士<教育学>
担当授業名称 臨床心理学特論Ⅱ、学校臨床心理学特論、グループ・アプローチ特論
担当ゼミ名称 アクション・メソッド研究室
専攻・専門分野

サイコドラマ(ロールプレイング)、プレイ・セラピー、対人関係論によるカウンセリング、

施設内臨床での実践と理論

所属学会 日本教育心理学会
日本心理劇学会
日本集団心理療法学会
日本心理臨床学会
日本コミュニティ心理学会
東京サイコドラマ協会(公認ディレクター)
日本育療学会
日本職業リハビリテーション学会
研究室電話番号 028-670-3674
E-mail(大学)  
E-mail(個人) maki@sakushin-u.ac.jp

略歴・業績

<論文>

・富士山スクリプトを活用したスケーリング・クエスチョンの方法と展開

(2018 作新学院大学心理学研究科臨床心理センター研究紀要 No.11 9-17頁)

・絵本『おまえうまそうだな』の恐竜のように「競争しよう」と「仲間」の元に走っていった小3発達障害児の事例

(2018 作新学院大学心理学研究科臨床心理センター研究紀要 No.11 26-31頁)

・「計画」と「実践」に対する3相システムの提案-精神疾患者への職業リハビリテーション支援事例から-

(2018 日本家族心理学会年報 36 62-71) 

・コ・セラピー(Co・Therapy)としてのプレイセラピーの可能性-スクールカウンセラー実践での院生の陪席を考える-

(2017 作新学院大学心理学研究科臨床心理センター研究紀要 No.10 19-24頁)

・コラージュ制作を活用したシェアリング・グループの体験過程-臨床心理センターの活動グループ「テクミン・タウン」での取り組み

(2017 作新学院大学心理学研究科臨床心理センター研究紀要 No.10 5-10頁)

・職リハ過程での「逐次的な相互作用」による計画と実践(その2)-状況論的アプローチによる計画と実践との関連-

(2017 作大論集(7) 137-149)

・職リハ過程での「逐次的な相互作用」による計画と実践-支援過程の発達・成長的な側面を活かすために- 

(2016 作大論集(6) 227-237)

・とちぎの高校生「自分未来学」

(2016 栃木県教育委員会事務局生涯学習課 20-31)

・自閉症児の「こだわり行動」に対するプレイ体験の可能性-空想遊びからの展開と「演じきること」

(2015 作大論集(5) 195-211)

・ロボットの外被をまとった不登校児のプレイセラピー  ー小学校コミュニティでのスクールカウンセラー実践として  (2012 日本心理劇学会誌「心理劇」第17巻 第1号 27-39頁)

・「演じること」に焦点化したプレイセラピー  ー「半分よい子で半分悪い子」と叫んで飛び込んできた小学校女児の事例ー  (2011 日本心理劇学会誌「心理劇」第16巻 第1号 33-46頁)

・ジョブコーチ支援における危機場面と依存過程  (2010 職業リハビリテーション 第24巻 N0.1 2-10頁)

・職務分析・課題分析の活用可能性への考察  ー大手小売り店における知的障害者雇用への試みー  (2002 職業リハビリテーション第15巻,23-30頁)

 

〈口頭発表〉

・A5判コラージュを活用したシェアリング・グループ(1)-スタッフへのアンケート調査から得られたグループの機序-

(2017年9月、日本家族心理学会第34回大会、作新学院大学)

A5判コラージュを活用したシェアリング・グループ(2)-不登校者とその家族の作品とグループ内の相互作用-

(2017年9月、日本家族心理学会第34回大会、作新学院大学)

・プレイセラピーで自発的に演じられた余剰現実と治療過程 (2012年12月、日本心理劇学会第18回大会、専修大学)

・ロールプレイングを活用した課題場面劇化の試みースクールカウンセラーによる特別支援教室でのグループ実践ー(2012年12月、日本心理劇学会第18回大会、専修大学)

・『おまえうまそうだな』を取り入れたSSTとプレイセラピーー特別支援教室でのスクールカウンセラー実践からー(2011年12月、日本心理劇学第17回大会、米子コンペティションセンター)

・ S因子とアフォーダンス(2010年10月、日本心理劇学会第16回大学、明治大学)

・フロイトとチャップリン(2009年11月、日本心理劇学会第15回大会、洞爺湖パレスホテル)

・男女ペアスタッフによるプレイセラピーーD.Anzieuの分析的心理劇再考ー(2007年12月、日本心理劇学会第13回大会、沖縄いずみ病院)

・プレイセラピーと役割理論ー自閉症児を対象とした事例からー(2006年12月、日本心理劇学会第12回大会、グリーンパレス)

・自閉症児を対象としたプレイセラピーの試み(2006年9月、日本心理臨床学会第25回大会、関西大学)

・パペット・プレイによる不登校児へのセラピーー小学校におけるスクールカウンセラー実践からー(2005年12月、日本心理劇学会第11回大会、九州ルーテル学院大学)

・男女スタッフによるミニグループセラピーの試みー小学校でのスクールカウンセラー実践としてー(2005年9月、日本心理臨床学会、第24回大会、国立京都国際会館)

・家族ドラマによる両価性感情の統合ースクールカウンセラー実践における個人中心グループの可能性ー(2004年12月、日本心理劇学会第10回大会、武蔵野学院大学)

・小学校でのスクールカウンセラー実践ー援助システムの成立過程を中心として(2004年9月、日本心理臨床学会第23回大会、東京国際大学)

現在の研究分野  
研究課題と研究経過

<拡大としての学習>:マリナーズ(2019年現在)のイチローも絶えず試行錯誤を繰り返し、バットや相手投手,球場そのものを自らの身体の一部に体験して高度なパフォーマンスを実現しているのではないでしょうか。 無駄な考え、動きをなくし一つの答えに収束していく学習ではなく、イチローのように、試行錯誤を拡大していくことで高度な学習を実現しえます。

<カウンセリングでの拡大>:カウンセリングにおいて適応的な思考、感情等に収束することと共に(それ以上に!)クライエントが試行錯誤している体験を大切にすること、それを支えることが重要、そこに体験の拡大が伴い、その拡大を支えることも大切。

<カウンセリングで行きつくところ>:「カウンセラーにお世話になった・・・」ではなく、子どもであれば、「カウンセラーと一緒に遊んでいてもつまらない、友達の方が楽しい・・・」になること、大人であれば、「カウンセラーに頼ってもやはりだめで、自分でなんとかしなきゃ・・・」になること。

<関係性拡大としての発達障害児への臨床>:「社会性」よりも「コミュニケーション」重視です。場面に適応したシナリオ的な行動や考えに収束することも大切ですが、「一緒に体験している」「また遊びたい」「会いたい」等という拡大としてのコミュニケーション状況の実現も大切と考えます。

<集団療法ができると個人療法もOK!>:今日の臨床では、集団場面で活躍できるかが問われています。同じ時間で沢山の人に対応できる、個性ある参加者が集うので体験も豊になります。

 

小職の理論基盤は対人関係論、さらにはサイコドラマのJ.L.Morenoによる役割理論です。これらをこなすには精神分析、対象関係論等精神力動的な知識も必須アイテムです。精神障害者、発達障害者への就労支援、スクールカウンセラーによる施設内臨床等でそれぞれ10年以上現場体験に取り組んでいました。以下は、最近の小職のトレンドです。

★大学院臨床心理センター、少年鑑別所での実践から、A5判サイズの台紙による新聞コラージュ実践、ソシオグラム技法等の投影法技法(含む箱庭療法)の拡張

★「自尊感情」への批判としての「本来感」「レジリエンス」に着目したパーソナリティ研究

★サイコドラマの手法を活用したカウンセリング養成トレーニング

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